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2008.06.08 (Sun)

脳関連 「追い込む」について考える

前に書いたNoakes(ノックス)さん提唱のCGM(Central Governor Model セントラルガバナーモデル)ですが、これは要するに「タガ」が外れるってことだと思えばいいと思います。ただしノックスさんが提唱しているだけで、十分に確立されている訳ではないので注意してください。支持・不支持の人がそれぞれいます。詳しくはLore of runningや、前に書いたlet's run forumの当該スレッドを見るのがいいです。

以下、自分なりの解釈です。

脳(CG、セントラルガバナー)は(1)体が壊れないように、また(2)無事その日の活動を終えることができるように、無意識にいろいろ体に「タガ」を嵌めている。
(1)の例:
ランナーの体は本当は、脳や臓器や関節が壊れるペースで走ることもできる。しかし、脳はそんなことを許さず、アシドーシスやグリコーゲン枯渇/血糖値低下を察知すると、筋肉の動員量を下げて体を守る。

(2)の例:
狩人は獲物を追いかけるが、仕留めたあと、夜までに家に帰らなければならない。だから、狩りの最中も無意識に、限界まで体力を使わないようにしてしまう。(これはノックスさんが挙げていた分かりやすい例ですが、ランニングやサイクリングの「ペーシング」を制御していると考えれば繋がるでしょ?)


人間の体はホメオシスタシス(恒常性)を持つ。身体機能をUPしても「タガ」は自動的には緩んでくれないらしい。では「タガ」を避けてパフォーマンスUPするには?

(a)脳を「再プログラミング」して「タガ」を緩める。
あるいは、
(b)ウソの情報をインプットして、「タガ」が発動されないようにする。

(a)の例:
HIT(ハイ・インテンシティ・トレーニング、e.g., tabataプロトコル)を行って、短時間でいいから高負荷状況を脳に体験させる。これは実際、「耐乳酸トレーニング」などと称されて一部実践されていると思います。実は自分もちょっとやったことがあります。たしかに、これをやるとしばらくの期間、「追い込める」ようになった気がします。そういえばトラック出身のブラッドリー・マッギーがレース後によく倒れてます。凄いなーと思うのですが、おそらく彼のようにトラック系の選手は、若いころからそんな「タガ」を緩めるトレーニングをこなしているんでしょう。

また低血糖(ハイポグリセミア)やオーバーヒートも「タガ」発動のトリガーになるようですが、これらはドリンクやクーリングで対策できるでしょう。


(b)の例:
これはノックスさんが書いていましたが... ノックスさんがあるジュニア選手をレースに出場させた。ジュニア選手、レースの中盤で先頭集団から切れてしまい、ノックスさんに“監督、調子悪いんでリタイアしたいんですけど”と言ってきた。そこでノックス監督、“あ、じゃあ先頭集団にもう一回追いつけたら、そこでリタイアしちゃっていいよ”と指示。どうしてもリタイアしたいジュニア選手、死ぬ気でアタック。見事に追いつく。しかも、結局リタイアしないでそのまま先頭集団でゴールした。ジュニア選手には、もともとその力があったのだ。

...今日、自分もこれと似たことをやってみました。ショボイ実験で恐縮ですが、裏定峰で、走っている最中に「よし、今日はこれが終わったらもう終わり!ここで力尽きてもOK!」(本当は自走なんで走らないと帰れませんが)と自己暗示をかけました。きわめてアネクドータルですが....たしかに追い込めたような。練習終盤でヘロヘロだったにしては19分間@244Wいけました。その後回復するまでつらかったです。CGMと関係ないかも...

今実際にそうしていますが、「追い込みデイ」は現地近くまで車アクセスがいいかもしれません。あるいはインドアとか。

そういえば、結構強い選手でも、一人で練習するとあまり追い込めないタイプの人が、案外多いような。でも同行者(練習パートナー)がいると追い込めるとか。これももしかすると、「同行者がいれば途中で倒れても平気!」...とかタガ抑止効果があるのかも? Lore of runningによれば、ケニアの陸上選手はかならず2人以上でトレーニングするそうです。擬似レースや練習レースを増やのも効果がありそうです。
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